センスもサイズも的外れだった「ロッドマンリバウンドTシャツ」は×

30歳の誕生日のときに、昨年亡くなった祖母からTシャツをもらいました。当時の祖母はちょうど80歳で、昔私のためにイトーヨーカドーかどこかで買ったTシャツが箪笥から見つかったということでプレゼントされました。

そのTシャツは半袖の黒の素材に、シカゴ・ブルズ在籍時代のデニス・ロッドマンがリバウンドを決めたシーンがプリントされたもので、そのプリントサイズもかなり大きく迫力があるものでした。

ロッドマンの背後には多数の英文字群が印字されており、とても30歳の男が着るようなデザインではなく、Tシャツを見た瞬間「これは着れない!」と思いました。
何というか90年代のバスケ好きの中学生男子が着ていそうな感じというか…。

祖母になぜ昔これを買ったのか?とその場で聞いてみると「アンタが着ると思って」とのこと。ならばなぜ箪笥にしまって長い間放置していたのか?そしてそれを今さら誕生日プレゼントにしてしまうのはいかがなものか?

不可思議な点はいくつかありましたが、それでも私が小さな頃から慕っていた祖母がくれたプレゼントなので一応着てみることにしました。すると、異様にサイズが大きい…。
私は身長が180cmあり大柄な方ですが、それでも袖も丈もブカブカで、いわゆるB系ファッションくらいの大きさでした。

サイズ表記はLでしたが、どうもこの「ロッドマンリバウンドTシャツ」はアメリカ製のようで、日本基準のLサイズではなかった訳です。そんなデザイン・サイズともに私にはまったく馴染まないTシャツをプレゼントされてしまい、本音は嬉しくなかったもののやさしい祖母を傷つける訳にはいかず「ありがとう。着るよ」と言って自分の部屋のクローゼットにしまいました。

そしてそのまま祖母の死後もロッドマンリバウンドTシャツは身に纏われることなく封印され続ける訳ですが、この体験により、私は改めて身につける物をサプライズでプレゼントにするべきではないと感じました。
Tシャツでも帽子でもピアスでもスカートでも、他人からもらう身につける物が自分のセンスに合う確率はそれほど高くないと思うのです。

贈る対象の人のファッションセンスを相当深くわかっていないと喜ばれない上に、贈られた方も「気に入らないからといってまったく身につけないのも悪いかな…」という消極的な動機でその日のファッションを決めることとなり、結果誰も得をしないという事態に至るということです。

かく言う私も以前友人に「将軍」と大きく胸に大きく印字されたTシャツをプレゼントしたことがあり、その友人は相当微妙な反応をしていましたが、それからその友人が「将軍Tシャツ」を着ているのを見ていないままです。

こうなると、プレゼントした方も「好みの物じゃなかったんだな。悪いことをしたな」という後悔の念すら感じてしまいます。
まあ長くなる前にこの辺でやめますが、祖母からは亡くなる前にまたひとつ人生における大切なことを教えてもらったと、綺麗にまとめてこの話は終わりとしたいと思います。

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