祖父から貰った招き猫の置物は微妙な誕生日プレゼントだった


誕生日プレゼントを色々と貰った経験がありますが、その多くは貰って嬉しかったものばかりです。一方で貰ったプレゼントの中には迷惑というか、扱いに困る微妙なものも少なからずありました。

今回はそんな微妙だったプレゼントの中でも、25歳の誕生日に祖父から貰った招き猫の置物について書きたいと思います。私は7歳の時に父が若くして癌で亡くなって以来、母子家庭で育ってきたのですが、私以外にも兄と弟2人がいたので経済的に色々と大変ではありました。

父方の祖父はそんな私達の家を気遣ってくれて、自分の家で育ててた野菜を分けてくれたり、冬になったら灯油代を負担してくれるなど色々と手助けしてくれました。祖父は私達が暮らしていた家の近くに住んでいたのですが、誕生日に関しては特に祝ってもらうということも無く、記憶を辿る限り誕生日プレゼントを貰った覚えもありませんでした。

それに加えて25歳の誕生日の時点では地元を離れて県外で働いていたので、祖父と会う機会もほとんど無く、特にプレゼントが貰えるとは思っておらず期待もしていませんでした。

誕生日の当日も特に祖父から連絡やプレゼントは無く、その日は彼女と2人で過ごしたのですが、それから数日後に祖父から宅配便で荷物が届きました。祖父は割りと気難しい性格の人間で、私自身も無口な性格であまり会話をしないので、家族間はともかく個人間ではそこまで繋がりはありませんでした。

もちろん嫌いと言うことは無く、むしろ好きなのですが、自分宛に荷物を送ってきたことなんて無かったので、凄く意外で何だろうと思いながら箱を開けてみました。

箱を開けて中身を確認すると、そこにあったのはどこで買ったのかも分からない招き猫の置物が合計で5体という反応に困る品物でした。箱の中には手紙も同封されていたので確認すると、手紙には「長野旅行で買った招き猫の置物です。誕生日のプレゼントなので大切にしてください。」と書かれていました。

孫の誕生日に招き猫の置物ってどういう事なんだと疑問に思いましたし、正直に言って扱いに困るので悪いと思いながらもいらないと感じました。とは言っても捨てるのは悪いですし、長野で買ったというワードが個人的に気になって、お寺で買ったものなら雑に扱うと呪われるんじゃないかと思いました。

そのため邪魔だと思いながらも部屋に置くことにしたのですが、あまり部屋の雰囲気に合わなくて気になって仕方ありませんでした。また、可愛い感じの招き猫の置物だったら良かったのですが、妙に怖い顔をしていたので、真っ暗な部屋で見ると気味が悪くて何でこんな物をくれたんだと思いました。

1年後にお盆で実家に帰省した際に祖父と会う機会があったので、何で招き猫の置物をくれたのか聞いてみました。私の幸運を祈ってとかそういう答えを期待していたのですが、元々は捨てる予定だったものを私の誕生日が近いから誕生日プレゼントとして贈っただけという予想外の答えが返ってきたので、かなりガッカリしました。

私にとっては微妙な招き猫の置物ですが、彼女は気に入ってくれたので同棲するために引っ越したのを機に現在は1体を残して他は彼女の部屋に置いてあります。

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